JETPA 雑記帳「人口増加と環境問題」
環境問題を考えるとき、エネルギーの枯渇、温暖化防止、土壌汚染、ヒートアイランド、大気汚染、生物多様性の問題等・・・個別のキーワードが頭をよぎり、各々様々な大きな問題を抱えていることがわかる。人間の過剰な行いが地球環境に悪影響をもたらしていることは既にロ-マクラブの「成長の限界」の指摘がある。地球の適正人口は50億といわれているが、1987年に50億をオーバーして人口過剰になり、2050年には90億人を越えるという説もある。地球を国境がない共有地だとするとエネルギー問題と食糧問題は人口問題であることがイメージできる(足りないところを足りているところが補うイメージとパイがひとつであるイメ-ジ)。人口が増加すると共有地の食糧増産とエネルギー増産をしなければならないことは誰でも理解できるだろう。世界は人類の共有地という考えに立てば人口政策の重要性は明らかだが、これを個別の国々にあてはめると非常に難しい。たとえば国際機関等で各国の適正人口を計算して、各国に適正人口を割り振るとしたら、各国の適正人口を誰がどう決めるかの問題が出てくるだろう、また、適正人口を決めるとそれが国力の問題と結びつき、ある国は自国の人口を増加して国力をUPする考えもでてくるだろう。また、逆に人口が増加して食糧難やエネルギー難になり国力がDOWNする国も出てくる。当然、掟破りの国もでてくるだろう。貧困と繁栄、環境破壊、・・・いろいろな問題が噴出する。しかし、ほっておくと世界人口は増えて食糧、資源の争奪戦になり、地球全体の問題になることは間違いないと思われる(その先は自然淘汰で人口減という説もあるが)。CO2の排出量を決めた温暖化防止の国際条約以上に人口増減に対してなんらかの国際的インセンティブをつける政策提案が必要ではないだろうか?
写真:イメージイラストより
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