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2011年8月の記事

2011/08/16

JETPA 雑記帳「人口増加と環境問題」 

2環境問題を考えるとき、エネルギーの枯渇、温暖化防止、土壌汚染、ヒートアイランド、大気汚染、生物多様性の問題等・・・個別のキーワードが頭をよぎり、各々様々な大きな問題を抱えていることがわかる。人間の過剰な行いが地球環境に悪影響をもたらしていることは既にロ-マクラブの「成長の限界」の指摘がある。地球の適正人口は50億といわれているが、1987年に50億をオーバーして人口過剰になり、2050年には90億人を越えるという説もある。地球を国境がない共有地だとするとエネルギー問題と食糧問題は人口問題であることがイメージできる(足りないところを足りているところが補うイメージとパイがひとつであるイメ-ジ)。人口が増加すると共有地の食糧増産とエネルギー増産をしなければならないことは誰でも理解できるだろう。世界は人類の共有地という考えに立てば人口政策の重要性は明らかだが、これを個別の国々にあてはめると非常に難しい。たとえば国際機関等で各国の適正人口を計算して、各国に適正人口を割り振るとしたら、各国の適正人口を誰がどう決めるかの問題が出てくるだろう、また、適正人口を決めるとそれが国力の問題と結びつき、ある国は自国の人口を増加して国力をUPする考えもでてくるだろう。また、逆に人口が増加して食糧難やエネルギー難になり国力がDOWNする国も出てくる。当然、掟破りの国もでてくるだろう。貧困と繁栄、環境破壊、・・・いろいろな問題が噴出する。しかし、ほっておくと世界人口は増えて食糧、資源の争奪戦になり、地球全体の問題になることは間違いないと思われる(その先は自然淘汰で人口減という説もあるが)。CO2の排出量を決めた温暖化防止の国際条約以上に人口増減に対してなんらかの国際的インセンティブをつける政策提案が必要ではないだろうか?
写真:イメージイラストより

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2011/08/01

「エコハウス」 青木理事より その2

高知の町の中心からバスにゆられること約1時間で、十字パークタウン近くの「県住前」バス停に到着するとバス停から歩くこと2分で住宅街の見晴らしの良い場所に建てられているのが「こうちエコハウス」である。2010年春にオープンしたサイトである。1_22_2
写真左. こうちエコハウス
 このモデルハウスは、ソーラー棟に子世帯(夫婦と子供2人)、バイオマス棟に親世帯(夫婦)が住むことを想定して2世帯住宅として設計されている。 いま流行のハイテクなソーラーシステムを採用した北棟と、バイオマスを用いたローテクなシステムからなる南棟を玄関ホールでつなぎ、それぞれを自在に比較、体験できるようになっているモデルハウスである。 3_24_2
写真左から エコハウスの概略図、玄関ホール(右がソーラー棟、左がバイオマス棟)
 
これから家を建てたいと考えている人やエコハウスの技術を習得したい建築技術者の体験学習の場として、また小中学生の環境教育の場としても、活用できるようとの思いで 「高知県エコハウス普及推進協議会」によって完成した。 協議会は、「高知エコハウスプロジェクト」を推進するために2009年10月に設立され、県内の有識者、関連団体、住宅建築関連事業者、行政機関で組織されている。 この協議会は、県内でのエコハウスの普及に向けて一般県民の方にエコハウスに関する知識や情報を普及促進する「広報委員会」と、建築設計士や施工者など実際に設計や工事に関わる方に対して建築のエコ技術を普及促進する「エコ技術推進委員会」で構成されている。 構造は木造在来軸組構法で、傾斜面に対してコンクリートで高基礎を造り、その上に木造の建物を建築している。建物に近づくと先ず目に付くのが空間状態になっている床下である。つまり、敷地の造成なしで建築可能となり、地形を活かした建物になっているのである。
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写真左 木造在来軸組溝法のエコハウス

土台には高知県産の桧、その他の柱、梁などの構造材には高知県産の杉を使っている。木を多く使う木造は他構法と比べ二酸化炭素(CO2)排出量を削減するだけでなく、地場産材を採用することで高知県の森林を守ることにもつながるという。そして同時に、運搬時のCO2削減と地域産業の活性化にも貢献することから地産地消を実践することにもなる。 夏はエアコンなどの冷房が不要なように作られ、冬は木材チップによる暖房するシステムが導入され、暖められた空気を家全体に循環できるように工夫されている家である。つまり「呼吸する家」なのである。12のエコ技術が採用されているエコハウスなのである。
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写真左 木材チップによる暖房、 工夫された空気循環

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写真左 モデルハウスに採用された12のエコ技術、
写真左: 雨水の再利用 

西側は壁面緑化としてゴウヤや朝顔を植えて、ツルをはやして夏の西日を遮り、家の壁が温められないように自然を利用した工夫も実施されている。 また、雨水も貯め、洗車や庭の草木用の水として使用して上水道を出来るだけ少なくするなどの工夫もされている。 屋根には太陽光発電パネルが搭載され、太陽の恵みも最大限、使用するようにもなっている。高知県は、全国一の森林率を誇る県でもある。その森林の豊富なことも活かして、暖房に木材チップを使って暖めるようにも工夫されている。

こうちエコハウス
月・火が休館日で、朝10時~16時まで予約なしで見学が可能で問合せ先は高知県エコハウス普及推進協議会事務局:高知県商工労働部新産業推進課 TEL 088-823-9750 FAX 088-823-9261
http://www.kochi-ecohouse.com

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