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2010/09/01

猛暑に寄せて 進化する空調技術3 (ヒートアイランド現象を防止する空調技術)

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㈱空調服の市ヶ谷社長は空間全体を冷やすのではなく、人体と衣服の間に空気を流し人体近傍を冷やすことにより省エネと温暖化防止のパ-ソナル空調技術を確立し、この技術から空調服はいうまでもないが、空調ザブトン、空調ベッド、などいくつかの製品が生まれ、現在も新しい製品開発の研究と様々な分野への応用が検討されている。今回はこの空調技術とヒートアイランド現象について考えてみた。ヒートアイランド現象とは都市中心部で気温が郊外に比べて高くなりグラフ化すると島のように盛り上がり高くなることから呼ばれる現象をさすが、その原因は地表面がアスファルトやコンクリートの人口構造物で固められているため熱が吸収・蓄積されやすくなったことと、エアコンや自動車などの排熱が主たる理由としてあげられている。わかりやすくいうとエアコンを使用する。→都市の熱帯夜、熱中症が増加する。→暑いためにさらにまたエアコンを使用するという悪循環が繰り返されているわけだ。又、都市中心部の温度が上昇すると集中豪雨が増加し、都市型洪水が増加するなど、ヒートアイランド現象は近年の異常気象の要因ともいわれている。そういえば昔と比べて熱帯夜や局地的な大雨や土砂災害が増えたような気がするのは筆者だけであろうか?
最近ではエアコンの省エネ製品が売り出され、年間の電気代が昔の製品と比較するとだいぶお得というのがうたい文句だが、排熱しないというエアコンはみたことはない。夏場にエアコンの後ろを通り排熱を浴びてムッとする経験をした人は多いと思う。エアコン温度を28度にしましょうというスローガンは十分うなずけるが、猛暑時、家のエアコンの設定温度28度を維持することはヒートアイランド現象が発生している都会では実際、無理ではないだろうか?(大きな庭や公園や池を持っている人はできるかもしれないが・・・)どうしても27度、暑いときにはさらに温度設定を下げているのが都会の猛暑・熱帯夜・熱中症対策ではないだろうか?最近ではエコ疲れという言葉さえでてきている。市ヶ谷社長が開発した空調技術(空調服・空調ベッド)は28度~35度の室内であればエアコン無しで快適に過ごせる省エネ製品であり、排熱はない。排熱をするエアコンと大きく違うところにこの技術の革新性がある(人間の体を気化熱を利用して冷やす技術:生理クーラー)。本技術が家庭、事務所に普及すればエネルギ-消費、熱中症、ヒートアイランド現象が減少し、我々は熱帯夜から解放されることになるだろう。「エアコン温度を28度にしましょう」というスローガンに(ただしヒ-トアイランド現象防止と熱帯夜からの解放技術を用いて)」という文章を加えたスローガンに変えてみてはどうだろうか。本技術が環境負荷低減製品としてさらなる進化を遂げ、普及していくことにエールを送りたい。(猛暑の8月 埼玉県にて鈴木理事)

写真左より「猛暑で問合せと注文が殺到 ㈱空調服市ヶ谷社長」、「上昇する都会の温度」、「東京における熱帯夜の日数(年間)」、下段左より「ヒ-トアイランドの仕組み」、「パ-ソナル化を可能にするス-パ-スペ-サ-」 出典:環境省ヒ-トアイランドガイドラインより熱中症環境保健マニュアル(2009年6月改訂版)、㈱空調服資料、 環境省 ヒ-トアイランドガイドラインより

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