光触媒技術の製品認証制度の推進


光触媒技術のJIS化/ISO化の動きが活発である。今回は光触媒技術のJIS化の動きにともない独自のJIS認証制度の構築を推進する光触媒工業会に伺い話を聞いた。(光触媒工業会は昨年2007年に次ぎ2度目の訪問になる)対応していただいたのは光触媒工業会 事務局長 二宮博之氏[ 太陽工業(株)研究開発本部 主事 ]である。
-JIS化の動きについて
光触媒評価試験方法(紫外光応答型)は現在JIS化が進んでいます。現在、光があたり、光触媒反応をする製品が、様々な分野でたくさんでてきています。しかし、製品の信頼性からみて十分な性能を持ったものといえない製品もあることは事実で、このことは光触媒の市場を形成する上でも問題になります。製品規格(JIS化)の必要性が求められるのは当然といえるでしょう。現在、JIS化された光触媒性能の評価方法は1)空気浄化(NOX:JISR1701-1)、2)セルフクリ-ニング(水接触角の測定:JISR1703-1、メチレンブルー分解性能:JISR1703-2)、3)抗菌(バクテリア:JISR-1702)、4)水処理(DMSO分解:JISR-1704)、5)標準光源(光触媒試験用光源:JISR1709)になります。写真(左)に示したようにJIS化が暫時進んでおり、ISO化についても審議・提案の状況で、あとは時間の問題といえるでしょう。
-認証制度について
光触媒工業会では上記のJIS化の動きにあわせて、独自に光触媒製品を消費者が正しく選別できるように製品認証制度を構築して、認証マ-ク(写真右)を発行し、光触媒製品の信頼を確保し、消費者の期待にこたえようと検討しています。つまり、会員から申請書と共にJISの試験法により評価されたデータを審査し、光触媒工業会自主基準をクリアーした製品に安全と信頼の認証マ-クの使用を認め、健全な市場の形成を促進するわけです。(写真・中央)現在その認証制度の確立に向けて性能判定基準、表示ガイドライン及び様々な規定作り等、活発な活動を推進しています。
-ヒアリングを終えて
光触媒技術は日本発の多方面での応用が可能な技術で、応用した製品が既に市場に出てきている。それだけに十分な性能を持った製品とまがいものとを区別する製品規格や認証マ-クなどの制定は急務であり、認証制度の構築が望まれる。
写真左より 光触媒性能評価試験方法標準化(JIS化)の制定状況、認証フロ-(案)、認証マ-ク(案)
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