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2007/07/13

温暖化を防止する画期的な空調技術(空調服と空調ベッドの開発)

Img_0247_1Img_0245Img_0243Img_0244Img_0248Img_0250_1Img_0241_1226空調服」という服があるのをご存知だろうか?TVなど、マスコミで数多く取り上げられ、ベンチャーの賞を受賞している有名な商品ということで知っている人は多いと思う。今回は服の中に外気を取り込み、汗を蒸発させることによる気化熱で体を冷やす技術を開発した株式会社 空調服 代表取締役 社長 市ヶ谷弘司氏にお話を伺った。
(株)空調服 ℡0570-009229 FAX0570-092290  http://www.9229.co.jp/
- この開発のきっかけについて
もともとソニー(株)でブラウン管の開発の仕事に従事していたのですが。仕事先で海外の工場でクーラーなしで働く現地の従業員を見たとき、この先発展途上国が日本と同じようにクーラーを使用しだすと確実にエネルギー危機が来ると思いました。そして省エネルギーの冷却装置の開発に取り組んだわけです。
- 大空間ではなく個人を冷却する発想について
はじめは省エネで空間を冷やす発想だったのです。(水の気化熱を利用した冷却システム)しかしこれは開発資金がかかるので断念し、逆に個人の服に冷却ファンを取り付け冷やすという発想がでてきたわけです。工場の大空間を冷却する場合と、工場で働く人、個人を冷却する場合をイメ-ジすればわかりやすいと思いますが電気代やヒ-トアイランド現象のひとつになる排熱量をみればいかに空調服が温暖化防止に貢献する商品であるかがわかると思います。(空調服の工場導入シミュレ-ション参照)
- 空調技術 生理クーラー理論について
人間には脳を制御装置とする理想的なクーラー、(皮膚や体が温度センサー、汗腺がマイクロクーラーの役割りを担い、暑くなると脳の指令で汗腺から必要量の汗を出し、汗の気化熱で体温をコントロ-ルする)生理クーラーが備わっています。しかし汗を気化させるために体表面に送風する機能はなく生理クーラーの効く温度範囲は広くありません。空調服や空調ベッドは体と平行にファンで送風することで生理クーラーの有効範囲を拡大します。
- 空調技術の今後の応用について
私達の空調技術を使っていろいろな商品が考えられます。中でも空調ベッドは非常に好評です。クーラーを使用することなく快眠でき、病院や介護の施設でも今後ますます使用されていくでしょう。暑い現場で服を着込んでの作業着(お医者さんの手術服、防蜂用空調服等)やアウトドアでの脱水症対策としても活用され、新たな展開が出てきています。私達の空調技術は個人に密着するため応用範囲が広くこれから様々な商品が生まれてくると思います。 
- 取材を終えて
訪問した日は30度~32度の外気温だったが、会議室に通された後、(当然クーラーはかけていない)空調服を試着し、話しを伺うことになった。椅子の座布団も開発された空調マットを使用させてもらい約1時間半、快適な状況で取材ができた。温暖化対策技術として1)省エネ2)快適3)安全4)使用者の使い易さ(利便性)を見事にクリアーしているこの技術に期待したい。  
写真:上段左より(株)空調服 業務部長 市ヶ谷透氏、市ヶ谷弘司 代表取締役社長、空調服のバッテリー(リチウムポリマーバッテリー:シリ-ズでいろいろあるが軽くて8時間以上は持つ)、本田技研工業(株)用の空調服ユニフォ-ム(格好いい)、中段左より 空調マット(汗は全くかかなかった)、空調ベッドの下に敷くスーパースぺーサー(この間を空気が流れ、涼しさと快適さを保つ)、空調ベッド(実際に寝てみたがまさに商品名のとおり風眠)、下段左より試着する鈴木理事(清音と涼しさと快適さに感嘆)、空調服の工場導入シミュレ-ション:出典(株)空調服


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