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2007/07/29

モスバ-ガ-訪問 (食の環境を考える2)

Img_0267Img_0297Img_0299モスバ-ガ-と聞けば、「あのハンバ-ガ-チェ-ンで有名な」という回答が返ってきそうだが、モスバ-ガ-は環境への取り組みでも有名な企業である。今回は私達の身近な食の環境を考える上で、早くから地道に着実に継続的に食の環境への取り組みを実施してきたモスバ-ガ-(株式会社 モスフ-ドサ-ビス)を訪問し、その取り組みの現状について CSR推進室 社会貢献グル-プリ-ダ- 中山卓三氏にお話伺った。
- 環境への取り組みの推移
食を考える上で一番大事なことは、おいしいこと、安心できること、安全なこと、健康なこと。これらを追求することといっていいでしょう。食は私達の日常生活を支え、大事なエネルギ-源ですが、さらに私達は食に対してはおいしくて、安心できなければ、なかなか満足しないというきびしい感性を持っています。早い時期から環境への取り組みを実施しているとよくいわれますが、モスバ-ガ-の環境への取り組みは実はこの食への感性を大切に追求してきた結果といってもいいと思います。いままでの環境への取り組みの事例『ホットドリンクを陶器のカップで提供、包装紙を発泡スチロ-ルから紙袋に変更、(1970年代)、リサイクル推進店舗の実施(店舗にてガラス食器、金属スプ-ンの使用と持ち帰り用手提げ袋に再生紙に変更)(1990年)、全店舗でのガラス食器の導入(1995年)、食品配送において冷凍、冷蔵、常温の三温度帯一括配送を実施、店舗に可燃、不燃の分別ごみ箱の設置(1997年)、ホットドッグパッケ-ジをプラスチックから紙容器に変更(1999年)等』はまさにその結果だといえるかもしれません
- 環境への取り組みへの現状
食に関する仕事は地域とのコミュニケ-ションを抜きに考えることはできません。又、コミュニケ-ションの主体は人ですから、食を通じて人に関することすべてが私達の仕事になるわけです。さきほどいいました食のおいしさ、安心、安全、健康の追求は自然環境と密接にリンクしておりエネルギ-、ごみ処理、リサイクル、環境教育・・・、さまざまな活動が生まれてきます。モスバ-ガ-の現状の環境への取り組みをあげると大きく1)石油由来の素材を減らす2)エコロジ-を広める3)ごみを減らす4)リサイクルを推進5)CO2の排出を抑える配送の5つのテーマに分けることができます。その代表的な活動としていくつかあげると①全店持ち帰り用のポリ袋を紙袋に変更②店の資材をリサイクル素材に変更、③環境省との自主協定、④野菜配送時の環境負荷を情報表示(エコリ-フ環境ラベル)⑤お店の廃食油、⑥野菜くず、コ-ヒ-かすのリサイクルの展開等、⑦配送時原料回収システム⑧配送におけるモ-ダルシフト、共同配送、RFID(ICタグによる配送の効率化)等、さまざまな動きが現在進行中です。
- 環境への取り組みの基本的な考え方
モスバ-ガ-は食を通じての環境への取り組みを実践してきたのですが、基本的には人間を中心にさまざまな活動を考えてきたと思います。いくらハ-ド面やシステムが完備し、高い目標値を設定しても人間が納得する感度(雰囲気)がないとなかなか前に進まないと思います。食はデリケ-トなものなのでよけいそうかもしれませんが、人が感じる食へのおいしさや安心感を拡大していくと安全や健康に結びつき、必然的に現在展開している環境への取り組みになったといえます。また、無理をせずに身近なできることから実践していくことが環境への取り組みでは大事なことだと考えています。
- ヒアリングを終えて
食に携わる環境先進企業ならではの話しを聞くことができ、環境への取り組みについてもモスバ-ガ-の歴史を感じさせられた。現在の環境活動のさらなる展開を期待したい。

写真左より:「CSR推進室 社会貢献グル-プリ-ダ- 中山卓三氏」、「お店から出る野菜くずを堆肥化して栽培セットに」、「モスのコミュニケ-ションレポ-ト2007」よりP21、22抜

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