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2006/12/25

CSRを取り込むより実践的な「廃棄物・リサイクルガバナンス登録・支援事業」(WRG)

Img_0017Dd0c845dE8b832bb社団法人産業環境管理協会(JEMAI)では「企業の廃棄物処理・リサイクルガバンナンス登録支援事業」を12月12日より開始した。環境管理部門化学物質管理情報センター所長傘木和俊氏、同コンサルタント室長岩田修正氏にその内容についてお聞きした。
1.ガバナンスという概念について
統治という訳になりますが、これはこう考えればわかりやすいと思います。企業が行動する上で外部の企業や自社内の事業所等とさまざまな関係を構築しなければ活動することができません。たとえば「下請けである企業」「運送を依頼する企業・事業所」「部品を依頼する企業・事業所」「デザインを依頼する企業・事業所」等、この活動はひとつの大きな集合体とみなすことができるでしょう。次にその企業の活動はステークホルダー(消費者、地域住民、従業員、株主)に大きな影響を与えます。企業活動の社会的責任・貢献は企業そのもののある種ブランドになるといっていいでしょう。そうするとグル-プとして全体をどこかで自主的に統治(ガバナンス)して管理していくことが必要になってきます。統治というと固い感じがしますが実際は共同、協力しあって社会的責任・貢献を維持すると表現してもいいと思います。もちろん企業活動はさまざまですからそれに応じたガバナンスが必要になってきます。従来、CSR(企業の社会的責任・貢献)は企業の取り組む姿勢をまとめて公表(報告書)する一方向のものでした。しかしこのガバナンスの概念はさまざまな企業活動の社会的責任・貢献を明確にし、企業価値を高め、ステークホルダーの意見も反映していく双方向の実践的活動になっていくでしょう。CSRより大きな実践的な概念だと思います。
2.廃棄物・リサイクルガバナンス登録・支援事業について
1のガバナンスの概念を具体的に実践する方法として社団法人産業環境管理協会では「廃棄物・リサイクルガバナンス登録・支援事業」(WRG)を立ち上げました。事業は1)企業のWRGの取り組み状況を登録し一般公開する登録事業と2)WRG活動のレベルアップを支援する支援事業とがあります。1)の登録事業に参加するには、企業のWRGの取り組み状況を問うWRG登録プログラムチェックシートをダウンロードして、シート内にある①経営者、②廃棄物等管理担当部門、③現場部門に対する質問に回答する必要があります。このシートは、①企業の経営者の欄は取り組み等を記述する方式、②廃棄物等管理担当部門と③現場部門の欄は合計約130項目の質問にYES、NOかで回答していく方式となっています。以上①~③の得点ポイントがシート内で自動的に集計され、得点ポイントの結果により自社のWRGの取り組みクラス(ゴ-ルド、シルバ-、ブロンズ)がわかるようになっています。また、その結果をレ-ダチャ-トにより自社の強み弱みとして明示することが可能です。2)の支援事業についてはCSR全般の普及啓発のきっかけをつかみたい、廃棄物の適正管理の仕組みをつくりたい、いろいろ相談したい等の要望にこたえる事業になっています。(詳細はhttp://www.wrg.jemai.jp/を参照)またこの事業の説明会が下記の日程で実施されます。(〆切日は1月18日)
平成19年1月24日(水)10:30から12:00 (社)産業環境管理協会 7階 AB会議室  定員50名
平成19年1月25日(木)10:30から12:00 (社)産業環境管理協会 7階 AB会議室  定員50名
平成19年1月19日(金)9:30 から11:00 名古屋商工会議所  第5会議室    定員100名
平成19年1月19日(金)15:00から16:30 大阪府商工会館  7階 第一講堂   定員150名
連絡先:(社)産業環境管理協会 化学物質管理情報センター 
WRG事務局 星野・岩田 電話03-5209-7705  http://www.wrg.jemai.jp/
ヒアリングを終えて
「登録事業において自己宣言という自由でオ-プンな方法は実は一番きびしい社会の評価を受ける一方、企業にとっては活動の自由度が上がり一層の高度化への対応が可能になるもの」という傘木所長の話はともすれば企業の社会的責任を第三者のチエックに頼り、その本質を忘れがちな我々にあらためてその本質を考させられるもので、今後の事業展開に注目したい。写真左より環境管理部門化学物質管理情報センター所長の傘木和俊氏、コンサルタント室長の岩田修正氏、廃棄物・リサイクルガバナンス登録・支援事業全体図と登録書のイメ-ジ:出典:社団法人 産業環境管理協会のプレスリリ-ス資料

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