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2006年6月の記事

2006/06/23

JETPA 今月のキーワード COOL BIZ (クールビズ) 2006

Kicx0678_1クールビズは、昨年から実施されている活動で、温室効果ガスの排出削減のための国民運動「チーム・マイナス6%」の具体的な6つのアクションのうちの一つです。「クールビズ」という言葉は、95%以上の人が知っているというほど知れ渡りましたが、夏のエアコンの設定温度を28℃にした企業は33%弱で、あと一歩というところです。それでも、100万人が1ヶ月間に排出する温室効果ガスが削減されたと推計されています。昨年は、「ノーネクタイ就業」とか「軽装就業」など、主に服装を対象にしていましたが、今年は、「涼しさが実感できるもの」たとえば、清涼感のある香り等を用いて、よりさわやかに仕事をしようという工夫が、それぞれの会社等で、なされているようです。また、アジアから温暖化防止のメッセージを世界に発信する催し「クールアジア」が、東京都の渋谷区で開催されたほか、全国各地で「クールビズ」を実践する企業が増加しています。

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2006/06/11

東京造形大学教授・エコデザイン研究所 所長 益田文和先生に聞く

113_1363113_1365113_1366115_1527今回はエコデザインの研究と実践において内外で活躍している益田文和先生にのところに伺いサステナブルデザインと環境についての話を伺った。
エコデザインとサステナブルデザインについて:「今、一般的にいわれているエコデザインという表現はモノ作りにおける環境負荷を低減する技術や効率に力点が置かれて、社会にとって本当にそのモノが必要かどうかが問われてないわけです。環境にやさしいモノを考えるといっても、まず、そのものを使用しなければいけないか、そのものが必要なのかどうかも検討していかないと環境を考えていることにならないと思います。たとえばガソリンを大量に使い燃費効率の悪いクルマがあってもそのクルマに乗らない、又は乗る回数を下げるということでも環境負荷の低減になるわけです。技術や効率が悪くても環境負荷低減はできるわけで、サステナブルデザインとはわかりやすくいうとこのモノの必要性を第一に考えたモノ作りの思考といってもいいでしょう。地球環境を考えた場合に従来のモノ作りに対する考え方の根本的な変換をしないと環境が良くならないわけで、サステナブルデザインの思考を広げていくことが重要と考えます。」 
環境を考えた価値観への転換について:「現在国際社会ではファクタ-10とか20という大幅な環境効率を実現することによって地球環境全体の負荷低減を目標とするプロジェクトが進行中です。それに呼応してエコデザイン研究所でもSSD(Sustainable Social Design)4段階の改革を提唱しています。これはあるべき未来像を構築してその視点から現在を見て(バックキャステイング)、現在なすべきシナリオを創り上げて効率的に目標に到達する戦略といっていいでしょう。Step1効率改善のステ-ジ:既存の社会・経済構造の枠内で無駄を排除し環境効率を高める。 Step2評価・選別のステ-ジ:サステナビリティの指標による評価と選別を行い新たな社会の構想を練る。Step3脱構築のステ-ジ:社会・経済・文化のあらゆる分野で新たなプロジェクトが立ち上げる。 Step4統合のステ-ジ:サステナブル社会の構想(デザイン)に基づき、すべてのサブシステムを再構築し、新たな社会システムとして統合する。という4段階になります。サステナブル社会を構築して次の世代により良い社会を提供することは私達の義務であり、このことをよく考えなければならないと思います。」
話しを聞き終えて未来は現在の私達の行動にあることを再認識した。写真左より(東京造形大学教授、・エコデザイン研究所 所長 益田文和先生、チェ-ンでデザインされた額縁、プリント基板を用いたハ-ドブックカバー)、写真下段エコデザイン研究所の提唱するSSD(Sustainable Social Design)4段階の改革フロー)


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