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2005/02/16

ご挨拶

2005216 会長 柴野嘉寛
21世紀を迎えた今、私たち地球上に住む人間はすべて、より良い環境を継続して維持するために努力する責任を負っています。地球温暖化、オゾンホールの拡大、酸性雨など、地球規模での対応が必要な現象が目白押しに並んでいます。一人ひとりの力は地球の規模で考えるとき、微々たるものに過ぎません。しかし、それらを結集して、対応すれば、解決できない問題はないと思います。現代に生きる私たち及び私たちの子孫だけでなく、地球上の生命あるもの全ての現在と将来を保障するために、過去から連綿と努力し、進歩し、蓄積してきた科学技術を駆使する必要があります。科学技術の目的は人間の経済活動を支援し、人間を幸せにし、安全で調和の取れた社会の実現にあり、つきつめると個々人にとってよりよい社会環境の実現にあるといっていいでしょう。21世紀は生産技術重視の社会から環境技術重視の社会への大転換期を向かえているといっても過言ではありません。これからの科学技術の発展にはさまざまな環境技術の視座が必要になってきます。またこの環境技術の視座は科学技術のみならず、社会教育、国際協力、経済活動、まちづくり、学術文化といった人間の社会・経済・文化に大きな影響を与えていくことはいうまでもありません。 しかし環境技術といっても環境に取り組む人・団体の考え方や対象となる製品・システムの分野が専門的かつ、広範囲に亘っているため、市民にとってはどのように環境にいいのかが、なかなか把握できないことと、優れた内外の環境技術の普及・促進に市民の声がなかなか反映できていないのが現状です。
日本環境技術推進機構は人間の未来を担う「環境技術」の情報交流・情報提供・情報収集の場を産官学および地域住民の方々と連携しながら提供するとともに住み良い地球・地域環境をつくることをめざしています。

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